
「全球第一幅烏金パイプ肖像画」(張靜夫中翻日)
私が初めて「烏金画」について知ったのは、2006年5月3日の午後、家内と一緒に台北県淡水老街中正路197号の「呉開乾の芸術空間」ででした。この店は、淡水老街の中で一番、芸術の息吹のする画廊(店)です。
私は店先に掛けられていた口にパイプをくわえた人物の肖像創作画に、強く心が魅かれ、女性店長の笑顔に後押しされて、入店しました。初めの印象は、「気」、或いは、「強い磁場」のようなものを感じ、壁に掛けられた黒い絵、「有達摩、達頼刺麻、弘一大師」などの肖像と淡水の抽象画、九份の風景画にとても引き付けられました。
オーナーは自分の席から立ち上がって、私たちを迎え、お互いの名刺を交換し、談笑しました。彼の名刺には、「創作家 呉開乾(David Wu)」とあり、奥様の名刺には「諮詢師 游雯雅(Ivy Yu)」とありました。
私は、:彼に教えを請い、印象派の前輩画家「洪瑞麟」の九份礦工の黒い呂の油絵は、「烏金画」ですかと尋ねました。彼の説明によると、これらは全く違うもので、「烏金画」は油絵ではなく、人体に無害な工業用エポキシ樹脂を原料として用いた顔料と画法で、筆ではなく、手の指で描いた絵で、独特な顔料や画風で、立体的な凹凸、光沢観があり、難易度が高いとのことでした。私は彼の「達摩画」がとても気に入り、「縁份」(karma)を感じ、同じ画風で、私がパイプくわえている「烏金肖像画」をあれば、どんなにすばらしいことかと思った
ことでした。(けれども、これは口には出せませんでしたが)彼は中国茶を立ててもてなしてくれ、互いに磁石のように惹かれあい、距離が近くなり、半時間ばかり談笑していましが、他にも用事があったので、また来ることを伝えてその場を去りました。これが「呉開乾」大師ご夫妻との「初縁」(初めの縁)で、家に帰った後で、彼らの「ブログ」を見、その内容の豊富さと創作的な様子を知りました。http://www.wretch.cc/blog/wukaichung一枚の偶像「關公」の創作画には、感じるところがあり、賞賛の言葉を書き添えました。
翌2007年、私はご近所に住む「薛無」先生を、淡水の川べりを散策した後、呉大師の「芸術空間」にお連れしました。その時は、あいにく「呉大師」は外出されていましたが、奥様が中国茶を立ててもてなしてくださいました。そのもてなしに、私は非常に感激し、数枚の写真を撮りました。今年6月5日に二人からはじめてのメールを受け取り、以来、メイルによる相互交信がされています。今年10月31日のメールには、テレビ公視の専訪「呉開乾」大師の「烏金画」報道thhp://www.youtube.com/watch?v=idj nCGXUvkと画廊の転居先の新住所などが記されていました。
私は突然、心が熱く燃え、呉大師の画いた「因縁」(karma)を入手したいと思いました。
すぐにそのことを伝え、「金銭」のことではなく、「以芸會友」としてある提案しました。私にはすでに20数年來「イタリアのパイプ」を収蔵しており、それと10P「烏金パイプ肖像画」を交換してもらえないだろうかと。すると彼らはすぐに私の提案を承諾してくれ、「全球第一幅 烏金パイプ肖像画」を私の為に画くのは光栄なことだ、すぐに私がパイプを加えている写真を送ってほしいとのことでした。
11月3日(火曜日)午後2時、私と家内は私の収蔵している「イタリアのパイプ」と私がパイプを加えている写真を持って画廊を訪れました。すでに画廊には凌さんという年配の女性がおられ、みんなで自己紹介をして知り合いになり、とても愉快なお茶の時をもちました。談笑の話題は、「烏金芸術創作」「パイプ」についてでした。呉大師は、私が収蔵し、持参した「パイプ」を注意深く観察し、その中から彼が「磁場相近」で、「有縁」の「パイプ」を彼の永久コレクションにするために選び出し、私は、私のパイプを加えた写真2枚を参考に選び出しました。彼は、最近は忙しいが、クリスマス前には完成できると言いました。私は何も言いませんでしたが、心の中では、なるべく早く「呉大師」の「全球第一幅 烏金煙斗肖像画」の傑作を見たいと思っていました。
「呉大師」夫妻は約束どおりに、12月24日の午後(クリスマスイブ)のメールで、「全球第一幅 烏金パイプ肖像画」が完成したことを知らせてくださいました。
Ivyの話では、「クリスマスの夜」は、淡水への観光客が大変多く、Davidが絵を画いている時に、そのかたわらで、大勢の人が、千載一遇の機會である「呉大師」の指で描く絶妙な技法を、息を呑むようにして見入っていたとのことでした。12月26日午後6時に画廊に絵を取りに行くことを返信しました。このことは、私が「淡水紅樹林」に引っ越した忘れられない「パイプ奇縁」でした。
(後記)追伸 私と家内は、友人のSherryさんといっしょに車で、予定通り午後の6時に「呉開乾の芸術空間」(David Art& Design Studio)に着きました。私の「全球第一幅 烏金パイプ肖像画」を見た瞬間、そこに立ち止まり、呉大師の手の指による立体的かつ精密な技法は、神ががり的なもので、まさに、
「全球」の「烏金画」の第一人者です。Ivyは、次のように言っています。呉大師が生涯で初めて画いた「動感烏金画」の冒険心、立体的な凹凸のある「パイプ」、「火のはいったパイプ」を、ぜひ多くの人に鑑賞してほしい。パイプから煙と香りが立ち込める様を見てほしいと。
Relax with your pipe!
Ben Chen
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